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神社と寺院 –
その違いとは

日本文化体験のできるお寺の写真

目次

  1. 日本人の宗教観
  2. 神社と寺院の役割
  3. 日本人の思想の源流
  4. おわりに

日本人の宗教観

現在の日本では憲法によって信教の自由が認められ、どの宗教を信仰するかは個人の自由です。そして、日本全国各地に多くの神社や寺院があることからもわかるように、神道と仏教は日本人にとって最も馴染みのある宗教といえるでしょう。

この記事では、そんな神社と寺院の違いを解説していこうと思います。

神社と寺院の役割

神社は神道、寺院は仏教という異なる宗教の施設です。

日本文化体験のできる東京の神社の写真

神社は、最古信仰されていた自然豊かな場所や神聖な儀式を行っていた場所に建てられ、神道の神様が祀られており、神主さんや巫女さんなどが祭事・儀式を行っています。
神社の出入り口にはたいていの場合鳥居があり、これによって、神様の世界と人が住む世界を区別しています。また、神社の大半が、祀られている神様の名前を元にして名づけられています。神道には、自然のもの全てに神が備わっている考えがあり、多くの神様がいるため、それだけたくさん神社も建てられているという理由もあります。

日本文化体験のできる寺院の写真

一方で、寺院には、お坊さん・尼さんなどの仏教を信仰する修行者がいて、仏様の像が置かれています。仏様には大日如来、薬師如来、釈迦如来、聖観世音菩薩などたくさんの種類があり、知識を積み重ねるとより寺院を訪ねるのが楽しくなるでしょう。
また、神社では祀られている神様の姿を見ることが出来ませんが、寺院では仏様の像を見られる場合がほとんどです。さらに、多くの日本人が仏教の方式で葬式を行い、お墓も寺院の敷地内にあることが多く、深く日本の文化に根付いています。

日本人の思想の源流

神道とは?

日本文化体験のできる神社の写真

神道は、日本に古くからある民族宗教(特定の民族により担われる宗教)で、日本人の生活の中で自然に生まれた考え方だと言われています。その起源は、縄文時代(紀元前200年頃)までさかのぼりますが、経典などの書物は残っていません。神道では森羅万象(宇宙に存在する一切のもの、あらゆる事物・現象のこと)全てのものに神が宿っていると考え、「八百万の神」と表されます。それらは肉体的個性を持たず、目に見えない存在です。

仏教とは?

日本文化体験のできる寺院の地蔵の写真

インドまたはネパールの釈迦を開祖とした宗教で、キリスト教、イスラム教と並んで世界三大宗教の一つとされています。仏教はインドまたはネパールから中国、朝鮮半島を経由して、飛鳥時代に日本に伝来しました。釈迦が説いた教えを記録した「経典」を教典とし、教義や戒律が存在します。
教義としては「三法印」といってブッダの教えを特徴づける3つの考えがあります。

  • 諸行無常:この世の一切は続かない、すべて移り変わって行くこと
  • 諸法無我:あらゆる事物には、永遠に不変な本性はないということ
  • 涅槃寂静:諸行無常、諸法無我の真実に目覚めたときに自覚される静けさの境地のこと

「三法印」に一切皆苦を加えると「四法印」になります。

  • 一切皆苦:人生におけるあらゆることは自分の思い通りにならないということ

戒律は「殺してはならない」「盗んではならない」など、仏教徒が守るべき基本ルールを示したものとして「五戒」があります。そこに「三戒」を加えれば「八斎戒」となり、重んじられています。

※諸説あります。

おわりに

神社寺院で書道体験を楽しむ団体外国人観光客の様子

今回の「神社と寺院の違い」はどうでしたか?
この記事が皆様のご理解の一助となれば幸いです。なお今後の記事では、実際に神社や寺院に訪れた時に注目してほしいポイントなども紹介し、より神社や寺院の秘密に迫っていく予定です。もしよろしければご覧ください。

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