2022.10

植物と触れ合う華道体験を通じて、チームのコミュニケーションを活性化

保険会社・S様

500年以上の歴史を持つ伝統芸術・華道を女性グループが体験

大手保険会社の社員の皆様が、花を生けることで美しさを表現する華道を体験。香港在住のリーダー2名の来日をきっかけに、普段は交流があまりない日本支社のメンバー3名と同じ体験を共有し、交流を深めることが目的です。参加者が女性のみだったことから、華やかなイメージのある華道を選択しました。

個人ワークの作品例。華道は室町時代に成立したといわれる。

個人とグループで作品づくり
全員での生け花で結束力を高める

華道体験を担当する講師は英語が堪能で、華道の背景にある日本の歴史や華道の精神について英語で説明。クイズを交えながらゲストに参加していただき、約30分間講義を行いました。

英語でレクチャーを行う華道の講師

悩みながら花や植物を生けていく参加者

最後に全員で1つの作品を制作し、チームの一体感を高めました。一人ずつ順番に花材を挿していき、大きく華やかな作品が完成。先生の指導を受けながら前の人が生けた花とのバランスを取って挿し、だんだん作品になっていく過程をお客様は期待に満ちた様子で楽しんでいました。

一人ひとりのセンスと個性を反映する華道

今回の目的のひとつはチームビルディングだったため、参加者同士のコミュニケーションが取れるグループワークを取り入れました。華道は作り手の感性が反映されやすく、「個性がいろいろで楽しかった」「メンバーの新たな一面を見られた」という体験後の感想からも、メンバーの人柄を知ることで相互理解が促され、結束力が向上したのではないかと思われます。また、花や植物と触れ合うことにはリラックス効果もあり、外国人のメンバーも打ち解けた雰囲気でした。持ち帰った作品が、チームでの華道体験を思い出すきっかけになっていたら嬉しい限りです。