2019.05

宿から始まる本格的な茶道体験 in ONSEN RYOKAN 由縁 新宿

ONSEN RYOKAN 由縁 新宿


宿泊施設と共にオリジナルの体験づくりを提案する、和文化 for Hotels 。今回は、都心の温泉旅館として2019年5月にオープンした ONSEN RYOKAN 由縁 新宿 と共に、宿泊とセットでご案内する本格的な茶道体験を実施しました。なお、実施にあたっては、各種ウイルス感染対策として十分な消毒や配慮を心がけています。

旅館の本質を編集する ONSEN RYOKAN 由縁 新宿

ONSEN RYOKAN 由縁 新宿 は、連日多くの人々が行き交う東京の大都市 新宿を一望できる都心の温泉旅館です。施設を運営するUDS株式会社の現会長 梶原氏が、創業当時より思い描いていた「今の時代にあった、日本ならではの施設」を現実化したもので、”旅館の本質を編集する” をコンセプトに、デザインや設備、サービスなどあらゆる角度から旅館の魅力を見つめ直し、日本の旅館らしさを演出しています。

本格的な文化体験


和文化 for Hotels の魅力の一つは、一流の講師が現地で直接体験を提供することです。実績のある講師から専門的な知識を得られるほか、日本の歴史や礼儀作法についても知ることができるため、日本文化への理解をより深めることができます。また、参加人数を2人から5人の少人数制としており、丁寧で細かな体験を受けることができます。

今回実施した茶道体験でも、経験豊富な講師が参加者の皆さまに本格的な文化体験を提供しました。会場は ONSEN RYOKAN 由縁 新宿 から徒歩1分、同じUDS株式会社が運営するワークスペースの複合施設、インバウンドリーグです。

茶道体験

【導入】基本の作法を学ぶ

はじめに、茶道の基本である正座や礼の仕方、お茶席への入り方について教わります。


つづいて畳のお部屋に入ると、講師の先生からお茶席にかかる掛け軸について説明がありました。今回の掛け軸に書かれた言葉は「日々是好日」。この言葉には、「あなたの心の迷いは、あなたの自己中心的な考え方からくる=あなたの自己中心的な考えを取り除けば、あなたの心の迷いは取り除かれる」という意味があります。お茶席の掛け軸は、お客様をおもてなしする亭主の心構えや、季節を表す言葉が書かれるなど、空間演出で重要な意味を持つ道具です。説明を受けた参加者の皆さまの、気が引き締まった様子が印象的でした。

【実践】お茶をいただく、お茶を立てる


次に、講師の先生のお点前を拝見します。しなやかで丁寧な所作は目を見張るものがあり、参加者の皆さまも、真剣な表情で観察されていました。お点前が始まって間も無く、お菓子が運ばれてきました。四季をなぞらえたお菓子は目に美しく、口に運ぶと上品な甘みが広がります。参加者の皆さまの表情も自然と和らいでいく様子が伺えました。お菓子のあとには、いただく際の作法について指導を受けながら、講師の先生が点てたお茶をいただきます。

最後に、講師指導のもと用意されたお茶道具を使って、参加者の皆さまご自身でお茶を点てます。見ているだけではわからない道具の扱いを体得しながら、皆さまお茶を点て終えることができました。ご自身で点てたお茶には、また特別な旨味を感じられたかもしれません。

本格的な文化体験で特別な時間を


今回、ONSEN RYOKAN 由縁 新宿 と共に実施した茶道体験の参加者さまからは「日常生活で触れる機会が少ない本格的な文化体験に大変満足した」という声をいただくことができました。一流の講師による本格的な文化体験は、五感を通して日本の文化や和の心をたのしむ特別な時間となるでしょう。

和文化 for Hotels では、今後も魅力溢れる本格的な文化体験をより多くの皆さまにお届けして参ります。

ご要望、ご人数、ご予算、文化体験の内容に応じて、最適な場所をご提案致します。 詳しくはお問い合わせください。