2022.11
人情味あふれる東京の下町でマイ箸作り体験
グローバル食品会社・J様
世界に誇る日本文化とものづくりの一端に触れる体験
食品会社のグローバルチームのメンバーが、オフサイトミーティングのため日本に集結。チャンバラと書道を体験した1日目に続き、2日目は箸作りを体験しました。「日本のものづくりを体験したい」というご要望を受け、様々な候補のなかから、日本のお箸に興味がある方が多いのではないかということでお箸作り体験に決定。昔ながらの小さな町工場が残る東京・御徒町でマイ箸作りを行いました。
プロが使う機械や道具が並ぶ工房で本格的なものづくりを体験
職人による指導のもとカンナを駆使して木工職人気分
箸作りを体験したのは、外国人のゲストを中心に約20名。10名ずつ前半と後半に分けて実施しました。はじめに、家具職人である講師から、箸ができるまでの工程やカンナでの木の削り方などを説明。木の種類や独特な道具の説明など、講師が説明する内容を通訳者が英語でお伝えすると「Wow」「はじめて見ました」と皆さま興味津々でした。
![職人に教わりながらノコギリで木材をカット](https://images.microcms-assets.io/assets/b04262af8bf74d5786ca01b30e1f903e/22c8c4c6887245c485bd7862e42a4014/JT_hashi00.jpg)
職人に教わりながらノコギリで木材をカット
箸作りには、家具を作るときに出た端材を活用しました。木材をチョイスし、自分の手の長さを測って箸の長さを決定。四角形か八角形から箸の形を選びます。
![カンナを使って木材を削る作業は真剣そのもの](https://images.microcms-assets.io/assets/b04262af8bf74d5786ca01b30e1f903e/32189057c891445fa9fe46afc69ca311/JT_hashi01.jpg)
カンナを使って木材を削る作業は真剣そのもの
さらに箸の細さを決めて、カンナで角材を削っていきます。はじめて扱うカンナに戸惑っているゲストもいましたが、コツをつかむと黙々と作業に集中。長さや太さ、握り具合などを確かめながら整えていきます。好みの形になったらやすりで表面をなめらかにし、天然オイルを塗って仕上げ、世界にひとつだけのマイ箸が完成しました。
手作りしたマイ箸が、仲間との思い出を深めるアイテムに
今回参加された方々は皆さん手先が器用で、素晴らしいクオリティの箸が出来上がっていました。自分の手で作り上げた世界にひとつだけのマイ箸は、チームの仲間と共に過ごした素晴らしい時間を思い出させてくれるアイテムとなることでしょう。
体験後には、秋葉原駅から御徒町駅の間の高架下を活用したものづくりの街「2K540」へご案内。様々な分野の日本のものづくりに触れたり、おみやげを探したりと、思い思いに楽しんでいました。
![職人の技術を間近に見ながら日本のものづくりを学ぶ1日](https://images.microcms-assets.io/assets/b04262af8bf74d5786ca01b30e1f903e/20cd5f9ada064b60b36ad33955390dc7/JT_hashi02.jpg)
職人の技術を間近に見ながら日本のものづくりを学ぶ1日
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