日本最大級の禅寺にて禅の世界を英語で学び、心と体を整える

各拠点から京都に集まったメンバーが禅寺で座禅を体験

各海外支店の営業部門長が会議のために京都に集合する機会を活用し、日程のうち1日はチームビルディングのためにお寺での座禅体験を行いました。座禅と合わせて日本文化を体験をしたいとのリクエストもあり、お寺で抹茶をお出ししてから座禅をするプランを企画。日本最大級の禅寺といわれるお寺を体験場所として選びました。

英語が流暢な講師による法話
禅の精神について理解を深めて座禅に挑戦

講師を務める副住職がお出迎えしたのち、リラックスして体験を楽しんでいただくため、はじめはお抹茶の時間。お菓子で口の中を甘さで満たした後、お茶の飲み方を副住職に教えていただきながら一服しました。参加者には基本的に畳の上に座っていただきましたが、足の悪い方や床に座るのが苦手な方には椅子をご用意。副住職はアメリカの大学でも講義をされており、とても流暢な英語でお話をされます。また、仏教の他宗派のみならず、キリスト教やイスラム教と他宗教の指導者との交流も多く、とても興味深いお話ばかりでした。

続いては座禅の指導へ。正しい姿勢の取り方や呼吸の仕方、椅子に座っている時の座禅の方法など、大事なポイントを副住職がわかりやすく説明した後、15分ほど座禅を実践しました。

座禅の体験が終わった後はお寺の中を見学。禅寺らしい禅問答の内容が描かれた絵を、参加者の皆様は興味深く鑑賞していました。最後はお寺のお庭を奥までご案内。秋の紅葉シーズンだったので、お庭が美しく色付いており、日本の秋をしっかりと楽しめるひとときでした。桜の時期もとてもきれいですが、一年を通して季節を楽しめるお庭づくりとなっているため、他の季節に訪れても素敵な景色を見られることでしょう。

国境を越えて参加者の心に残る有意義な一日

今回のお客様は、日本国内をはじめ、イギリス、オーストラリア、カナダ、香港から集まりました。はじめて座禅を体験した方からは「難しかった」という声が聞かれましたが、体験自体はとても興味深いもので、楽しむことができたようです。禅のお話から抹茶や座禅まで英語で学ぶことができた今回の体験は、国境を越えて参加者の方々の心に残るものとなりました。